できることは限られている。でも、やれることはある
こんにちは!はじめまして、私、子どもも大人も食堂 北浦和の代表者を務めます、松山と申します。
突然ですが、皆さんは地域の未来をつくる方法をご存じでしょうか。
私たちは2023年から子ども食堂を運営しています。
きっかけはシンプルでした。
「みんなで未来を創っていきたい」
「みんなのできるを後押ししたい」
子どもたちが過ごす未来が今より少しでもより良いものへ。そんな願いからはじまりました。
2024年にはボランティアの皆さんとともに地域の理想像を描く機会を持ちました。
そこで見えてきたのは、
福祉・医療・教育の格差が縮まる未来。
誰かだけが頑張るのではなく、誰もが自分らしく参加できる地域です。

お弁当だけでは終わらせたくなかった
そんな中、2026年6月。
私たちは「北浦和おかげさま弁当」プロジェクトをスタートさせました。
子ども食堂は月に2回、隔週金曜日の開催です。
はじめの金曜日はお弁当の日。
次の金曜日はみんなで食卓を囲む会食の日。
お弁当は毎回50食。
会食形式には20~30名の方が参加してくださっています。
これまで延べ1,700名以上の皆さんと時間をともにしてきました。
しかし実は、お弁当を始めるとき、やや不安を感じていました。
お弁当はどうしても即時的です。
受け取ればその場で完結します。
だからこそ考え続けました。
このお弁当を、どんな関係性の延長線上に置くのか。
気づけば、
「利用する人」と「支援する人」
そんな関係になってしまわないだろうか。
地域の中に線を引いてしまわないだろうか。
そんなことを何度も考えました。
仕事帰りに慌てて子ども食堂の運営に向かう途中、
「テイクアウトひとつお願いします」
という言葉に心がざわついたこともありました。
もちろん、お弁当は必要です。
でも私たちが届けたいのは、お弁当だけではない。
その先にある
「今日、行く場所がある」
「顔を合わせる人がいる」
「時間を重ねられる居場所がある」
という安心感でした。

「おかげさま」という名前に込めた想い
正直に言うと、
「おかげさま弁当」という名前は少し恩着せがましいかな、とも考えました。
けれども活動を続ける中で、
私たちはたくさんの「おかげさま」に支えられていることに気づいたのです。
参加してくださる皆さん。
見守ってくださる地域の皆さん。
お野菜を寄付してくださる皆さん。
ボランティアとして関わってくださる皆さん。
そのおかげで生まれたにぎわい。
そして寄付いただいた野菜から出る生ごみは堆肥となり、
花の栄養となり、
食堂のテーブルを彩る花となって再び戻ってきます。
人の想いも、
食べものも、
地域のつながりも。
すべてが循環している。
だから「北浦和おかげさま弁当」と名付けました。

私たちが育てたいのは「小さな公共」です
全5回のお弁当配布を終え、
必要としてくださる方の多さを実感しています。
同時にもう一つの手ごたえも感じています。
それは、
地域の小さな公共が、それぞれの家庭へ届いていること。
誰かが誰かを支える。
そして支えられた人も、いつか誰かを支える。
そんな循環の芽が育ち始めています。
例えば毎月一度、
市内の市場で活躍する青果会社さんからいただく野菜を、
他の子ども食堂やプレーパークと分け合っています。
荷受けをする人。
車を出す人。
受け取りに来る人。
みんなが少しずつ力を持ち寄ることで活動が成り立っています。
ここにもまた、
「おかげさま」の循環です。

一緒に食べることの価値
一方で最近は、
会食形式への参加が少し減る傾向もあります。
けれど私たちは、
みんなで同じ食卓を囲む時間を大切にしたいと思っています。
一緒に食べる。
一緒に笑う。
何気ない会話をする。
そんな時間を重ねた先で、
振り返ったときに
「あの頃より少し生きやすくなったね」
「気づいたら一緒に乗り越えていたね」
と言える地域になればなと思うのです。

「みんなで」を広げる新しい応援のかたち
そんな中で「こどもふるさと便」という仕組みに出会いました。
私自身も毎年、
「今年はどこにふるさと納税しようかな」
と考えていました。
でも、この仕組みを知ったとき、
「応援したい地域活動につながる寄付の形があるんだ」
と嬉しくなりました。
このページをご覧いただいている皆さんがふるさと納税を行い、お好きな返礼品を受け取る。
すると、その寄付額に応じた食材が私たちの子ども食堂に届けられます。
寄付する方。
返礼品を届ける事業者さん。
食材を受け取る子ども食堂。
そして食卓を囲む地域の皆さん。
みんながそれぞれの立場で参加できる。
誰かが一方的に支えるのではなく、みんなの力で地域を育てていく。
そんな仕組みに可能性を感じています。
このクラウドファンディングは、食材を集めるためだけの挑戦ではありません。
「みんなで」をもっと広げる挑戦です。
できることは限られています。
でも、やれることはある。
そして、その「やれること」を持ち寄れば、地域は少しずつ豊かになっていく。
このクラウドファンディングが、
北浦和のみんなで未来を創る機運をさらに育てるきっかけになればうれしいです。
どうか、この挑戦の仲間になっていただけたら幸いです。







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