「ここだと安心して食べられる」-「みんなと同じ」だけでは、笑顔になれない子どもたちがいます。
「ここだと安心して食べられる」保護者の方々からいただく声です。おなかいっぱい食べたい子もいれば、少ししか食べられない子もいる。食物アレルギーがある子、海外にルーツを持ち、宗教や文化の違いから口にできないものがある子もいます。みんなに同じものを同じ分量だけ用意するのでは、笑顔になれない子どもたちがいるのです。
私たちは、子どもが安心して過ごせる居場所を提供し、食事や学び、日々の暮らしを支えているNPO法人です。私たちが大切にしているのは、一人ひとりの違いや事情を受け止め、その子に必要なものを届けることです。けれど、私たちの力だけでは、子どもたちの様々な事情に応えながら、食事の提供を続けていくことには限界があります。安心して満足できる食卓を守るために、食材と活動資金の確保は、欠かすことのできない課題です。
そんな私たちが出会ったのが、皆さまに私たちの活動を応援していただける「こどもふるさと便」です。皆さまの応援が、安心して囲める食卓に集う、子どもたちの笑顔につなげることができます。どうか、子どもたちの笑顔を一緒に育てる仲間になってください。



おなかも心も、ほっとひと息。子どもたちの「止まり木」。
東京都中野区の住宅密集地の中に、ぽつんとある「文楽舎みんなのよりば」は、子どもたちが自分らしく過ごすために、ほっとひと息つく「止まり木」です。2013年に任意団体として活動を始め、地域の困り事を抱えた子どもたちや、海外にルーツを持つ家庭など、さまざまな背景を持つ子どもたちとつながってきました。
木造一戸建てを拠点に、平日は毎日、夕方の軽食を用意し、週に一度は夜の食卓を囲みます。一回の子どもたちの利用は平均15人。すべて無料で、毎日メニューが違います。食事の前後では、宿題をする子、のんびり過ごす子、おしゃべりをする子など、それぞれが思い思いの時間を過ごします。
皆さまからのご支援は、食事を届けるだけでなく、子どもたちが「ここにいていい」と感じられる場所を支えます。食べたい量も、食べられるものも、一人ひとり違います。私たちが目指すのは、「みんな同じ」にすることではなく、一人ひとりの事情に目を向け、安心して食べられる食卓をつくることです。疲れたとき、ちょっと寂しいとき、いつでも立ち寄って羽を休め、誰かと一緒にごはんを食べる。そんな「止まり木」であり続けるための歩みを、全国の皆さまと一緒につくっていきたいと願っています。



子どもたちの困りごと——食卓の向こうにある、見えにくい困難。
毎日、学校から文楽舎に帰ってくるA君。必ず、「おなかすいた」と言って駆け込んできます。夕飯までの時間、腹ペコの彼らにとって、おやつや軽食、食事があることは、空腹を満たす以上の大きな意味を持ちます。家庭の事情から、食事や日々の暮らしに困難を抱える子どももいます。どんな子であっても、すべての子どもたちに、安心しておなかを満たす食事を用意したい。そして、食事を通して「ここに来れば大丈夫」と感じてもらいたい。私たちは、一人ひとりの様子や必要に目を向け、その子に合った食事を届けることを大切にしています。
農林水産省の2022年調査では、子どものいる全世帯の12.1%に、食料が買えない経験があったと報告されています。また私たちの住む地域では、回答した保護者の8.3%が、過去1年間に経済的な理由で必要な食料を買えなかった経験があると答えています。(中野区子育て家庭の実態調査報告書2025年公表)
子どもたちに、「おなかすいた」「もっと食べたい」を我慢させたくない。その思いの一方で、食材費の高騰だけでなく、アレルギーや宗教・文化に配慮した食材をそろえるには、種類や調達方法にも工夫が必要です。また、食材確保の難しさだけでなく、調理や日々の活動を支える人手も欠かせません。限られた資金と人手の中で、一人ひとりに合わせた食事を安定して届け続けることは、私たちのような小さな団体にとって大きな課題になっています。



届けられた皆様からの応援を、子どもたちの笑顔に変えます。
ふるさと納税の寄付額に応じた応援品(食材)は、来年度(2027年4月以降)、文楽舎の活動拠点に直接届きます。受け取った食材は、種類や量、保存方法などを確認し、大切に保管します。文楽舎には食材を保管する専用の場所があり、常温の食材だけでなく、冷蔵・冷凍品も受け入れることができます。
どのような頂き物であっても、届けられた食材を生かすことで、その種類や量に応じてメニューを分けることができ、献立を工夫することで、子どもたちの食べたい気持ちや、アレルギー、宗教・文化による食習慣にも配慮できます。いつもの食卓に一品加えたり、同じカレーでも、入れる肉の種類やスパイスのバリエーションを広げたりしながら、皆さまから届く応援が、子どもたちの、安心して食べられる食卓にしてくれます。
お寄せいただいた食材は、すべて子どもたちの食事のために使用します。一つひとつの応援を、子どもたちの「おいしい」だけでなく、笑顔につなげていく。皆さまの思いとともに、安心しておなかを満たせる食卓をつくっていきます。



応援してくださっている方々の声
1.ネパールにルーツを持つ保護者の声
私たちの家庭では、宗教上、食べられる肉の種類が限られています。また、日本では普段食べる習慣のない食材もあります。文楽舎では、そうした違いを理解し、できる限り食事に配慮してくれます。家族の文化や習慣を大切にしてもらえることが、とてもうれしいです。私の子どもたちが安心して食事ができる場所があることに感謝しています。
2.匿名の保護者の声
物価が上がり、毎日の食事を用意することが大変だと感じることがあります。文楽舎で子どもが食事をいただけることは、おなかを満たすだけでなく、親にとっても心の大きな支えになっています。子どもが安心して過ごせる場所があり、食事を一緒に喜んでくれる人たちがいることが、本当にありがたいです。
3.匿名の保護者の声
一人っ子で両親が共働きのわが子にとって、文楽舎でたくさんの子どもたちとわいわい食事をする時間は、とても楽しみなものになっています。温かい食事をご用意いただけることはもちろん、いろいろな子どもたちと一緒に過ごし、自然に交流できることも、親としてありがたく感じています。誰もが集える文楽舎を、これからも応援していきたいです。
4.他のNPOで貧困対策に関わる若いボランティアの声
別のNPO団体で貧困対策に関わっていますが、文楽舎の魅力は、食事を提供するだけでなく、一人ひとりの事情に目を向けていることだと思います。食べたい量も、食べられるものも、人それぞれです。その違いを受け止める姿勢は、食事以外のことにも向けられています。それが子どもたちの安心につながっています。こうした居場所を地域に残し、また広げていくことには、大きな意味があると感じます。



子どもたちが笑顔になるように、手をさしのべたら、まわりのみんなも笑顔になっていた。
私たちの活動を読んでくださり、ありがとうございます。NPO法人文楽舎みんなのよりばの代表をしております林誠と申します。
私たちが大切にしていることは、一人ひとりの違いを認め、その子に必要なものを届けるということです。それは、わがままを許し、何でも勝手気ままにさせることではありません。どのような子どもでも、安心して一緒に過ごせるように、それぞれの事情に寄り添い、必要な配慮を考えること、みんなを同じ形に合わせるのではなく、違いがあっても共にいられる場所を作ることです。私たちの食卓は、そうした理念に基づいて、囲まれています。
皆さまからのご支援があれば、食材の選択肢を広げ、子どもたち一人ひとりに合った食事を届けることができます。また皆さまの応援は、食材を届けるだけでなく、子どもたちが「ここにいていい」と感じられる場所を守る力にもなります。
どうか、ふるさと納税で応援してください。返礼品はご自身の好みに合わせて自由にお選びいただけ、ご負担もありません。応援品が届きましたら、その受け取りや活用について、活動報告などを通じてお知らせしたいと考えています。皆さまと一緒に、誰もが安心して過ごせる笑顔の食卓がつくれたら嬉しいです。








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