
支援カテゴリ
- 不登校・虐待・経済困窮など困難を抱えた13歳〜25歳までの全国の若者
認定NPO法人D×P
希望する応援品(達成度)
1%米
ビジョン / ミッション
私たちが目指すのは、ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会です。 認定NPO法人D×P(ディーピー)は、「ユース世代に、セーフティネットと機会提供を」というミッションのもと、13〜25歳の若者の孤立解決に取り組んでいます。行政・NPO・企業など多くの方々と連携しながら、不登校・中退・経済困窮・社会的孤立といった困難を抱える若者と出会い、寄り添いながら支援を届けています。
活動内容のご紹介
困難を抱える全国の若者に向けてLINE相談と伴走型の食糧支援を展開しています。 「何も食べていない」「1日1食で我慢している」といった声が日々寄せられるなか、約30食分の食糧(お米・パスタ・レトルト食品・缶詰など)を発送。必要に応じて、生理用品なども一緒に届けます。また、アレルギーや調理道具の有無を確認し支援内容をカスタマイズ。ひとりひとりの状況に合わせ直接若者に届けてます。 支援を通じて「生活を立て直し働き始めた」「勉強に集中でき国立大学に合格できた」といった声もあり、ごはんが彼らの将来の一歩につながるきっかけになっています。 また、大阪ミナミの繁華街では「ユースセンター」を開設し、対面での相談や食事提供を行っています。若者が安心して訪れることのできる居場所として機能し、行政や地域と連携した場にもなっています。
支援対象者の現状
D×Pがサポートしているのは、家族や学校、社会とのつながりを失い、孤立している若者たちです。不登校や中退、家庭内不和、経済的困窮など、複数の困難が重なることで、居場所を失い、社会から孤立していきます。 実際、小中高生の不登校や自死、児童虐待の相談件数はいずれも過去最多となっており、若者の孤立は年々深刻化しています。 こうした中、物価高騰も若者の生活を直撃しています。D×Pの調査では、支援を希望する若者の約2人に1人が「何も食べない日がある」と回答。将来への希望を持つことすら難しい状況です。 また、支援制度があっても、10代後半〜20代前半の若者は制度のはざまに置かれ、必要な支援にたどり着けないことも少なくありません。
団体からのメッセージ

理事長 今井紀明
(認定NPO法人D×P)お米は、日本に暮らす若者の生活を支えるために欠かせないものです。そこで私たちは約500万円分のお米を購入し、困難を抱える若者へ届けるために活動します。しかし物価上昇の影響は深刻で、今年は昨年以上に値上げが見込まれ、寄せられるSOSも増え続けています。 こうした状況に応えるために、私たちはまず食糧支援で若者の生活を支えます。そして、ごはんが届く安心感が、誰かとつながる一歩となります。相談を重ねるなかで「就職が決まった」「進学できた」といった変化にもつながっています。 今年もひとりでも多くの若者にごはんと安心を届けられるよう、取り組みを続けていきます。 そのために「こどもふるさと便」を通じたご支援をどうかお願いいたします。